Textile 染織／テキスタイル

書籍: JACQUELINE KENNEDY: THE WHITE HOUSE YEARS - Selections from the John F. Kennedy Library and Museum
text:Hamish Bowles,Arthur M. Schlesinger Jr., Rachel Lambert Mellon
発行: The Metropolitan Museum of Art, Bulfinch Press
発行日:2001年 サイズ:31 x 24.4 x 2.3cm 頁:P.198
状態:A 良い ハードカバー、カバーにキレ、ページに目立たないが折れ、ページに少しヤケ
価格:¥5,000 (税込)

2001年にニューヨークのメトロポリタンミュージアムで開催された展覧会に合わせて作られたのが本書。 ケネディ大統領夫人・ジャクリーン・ケネディのホワイトハウス時代のファッションを豊富な写真で見ることができる。 教養があり洗練されてスタイリッシュな戦後のアメリカの新しい顔として彼女は世界に紹介された。優雅に言語を操り、訪問国の文化に深い関心をよせるファーストレディ。
そしてファッションは緻密に構築されたパブリックイメージを強化した。

ヴェルサイユ宮殿のディナーのときに着たジヴァンシィ(Hubert de Givenchy)のドレスやホワイトハウスで着ていたスーツ、賓客とのディナーの時に着たオレグ・カッシーニ(Oleg Cassini)のイブニングドレス、ジャクリーンがデザインしてバーグドルフ・グッドマン(Bergdorf Goodman)で作ったドレスやケープ、ファーストレディになる前から愛用したシャネル(Gabrielle Chanel)のスーツなど、ドレスやスーツのディティールの写真、それらを着たジャクリーンの写真とともに、生地やデザインの説明、当時の会話や小話を添えて解説されている。

ファッションだけでなく、ホワイトハウスに入る前から内装のリニューアルを考えていたことや、ジャクリーンがどんな人物だったのかを、Hamish Bowles、Arthur M. Schlesinger Jr.、 Rachel Lambert Mellonが書いている。 ジャクリーンほど記憶にのこるファーストレディはなかなかいないのではないだろうか。ジャクリーンの魅力満載の一冊。
フルカラー写真とモノクロの写真やイラストが約150点ずつ。英語表記。