美術工芸の視点から選んだ美しい写真や好奇心をくすぐる書籍、現代陶芸やコンテンポラリージュエリー等、日常生活にあって楽しめたり、時に眠っている感覚を呼び起こすであろうものを「小さなオブジェ」としてご紹介しています。
*ここでご紹介しているジュエリー・書籍・花器は、TRIADE(2012〜15年のプロジェクト/店主参画)が提案した贈物「心箱」(2012〜15年)で組み合わされたものです。作品にご興味のある方はお問い合わせください。
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コンテンポラリージュエリー作家 栗原章子の「gem float」ピンブローチ

ミラノ在住のコンテンポラリージュエリー作家・栗原章子さんが作るものには、何かが隠れています。 目で見えない「何か」は、時に私達へのメッセージであり、凝り固まった既成概念への問い掛けです。 しかしそれはいつもユーモアやキュートな形の中にひそんでいます。
この「gem float」は少し大げさに言うと、こうだよねという常識を打ち破っているピンです。 というのも、一般的に、カットした宝石をジュエリーにする時、爪や覆輪(フクリン)といった、石のまわりを取り巻く金具があり、石の上面が主役になります。 しかし、このピンは違います。金具は取り除かれ、"石"そのものだけを身につけているように、そして、たまには側面が主役になっても良いのでは? という発想から、石の側面が正面になります。gem float(gem=宝石、float=浮くもの)という名前の通り、身に着けると石が体の上に突然浮いているようにみえるのが実にチャーミングです。
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栗原章子 KURIHARA Akiko
札幌出身。1991〜96年 札幌市高等専門学校工業デザイン科、1996〜98年 山梨県立宝石美術専門学校、1998〜99年ヒコ・みづのジュエリーカレッジ研究科、1999〜2004年 同校常勤講師、2004〜10年ミュンヘン美術院、オットー・クンツリに師事。展覧会・受賞多数。現在はミラノを拠点に活動。




書籍 1.百味菜々 2.洋酒マメ天国

1. 百味菜々
東京は青山に「百味存」という料理家があった。そこの料理人だった横山夫紀子さんの料理を本にしたのが、 この「百味菜々」。料理を盛る器は魯山人、ルーシー・リー、撮りは秋元茂、纏めは田中一光、文を寄せるのは田中優子・高橋陸郎・田島征三・三宅一生・大島清次。こだわりの一冊。
写真を見てほしい。本にする予定もなく撮り始めたのだそうだ。器については言うまでもなく、とにかく料理と写真がすばらしい。 「百味存」のお客の中で自然とチームのようなものができて本になったというから、「百味存」がどんな店だったか想像に難くない。▶詳細はこちらから。


2. 洋酒マメ天国
サントリーのPR誌を手のひらサイズの全36巻の豆本全集にしたのが「洋酒マメ天国」。 そのPR誌の創刊者は開高健、柳原良平、坂根進の3人。 一流執筆群が語る人生処方箋は「夜の岩波文庫」とも言われ、大人になった青少年達の心をがっちり掴んだ。
Winter2012の心箱で小さなオブジェとしてご紹介しました。全36巻の中から年末年始の人が集まる場でも役立ちそうなネタの詰まった3巻。小さな函に納まった大人の教養本です。 *古書ですので、しみや汚れ色あせがございます。また写真の現物のみです。ご了承いただければ幸いです。詳細はこちらから。



壁掛花器 横山玄太郎作

アメリカで土と出会い、もちまえの自由な精神のもと遊ぶように制作される横山玄太郎さんの壁掛花器です。大きな作品も作られる横山さんではありますが、本領が発揮されるのはインスタレーション。私達の身近な空間にも、少し持ち込んで楽しんでみませんか?
作家物ですので点数に限りがございます。お早めにご注文ください。また、数点色を組み合わせて壁にかけるとより楽しい空間になりますので、複数点もご注文いただけます。お気軽にお問い合わせくださいませ。花器の詳細はこちらから。

サイズ :長さ12.5cm 幅7.2cm 厚さ3cm

横山玄太郎 Gentaro Yokoyama
2001 ハートフォード大学芸術科卒業(アメリカ/コネティカット州) アメリカの高校から陶芸を始め、大学でも専攻。卒業後、アメリカ、バー モント州D,lasser ceramics に勤務。陶器制作を手がける。2003年に10 年に及ぶアメリカ生活に終止符をうち帰国。 現在はアトリエ「gent cramics」を設立し、東京を拠点に制作活動中。 アメリカで土と出会い、ガラス、彫刻、デザインなど別分野も学び視野を 広げ現在に至る。自由なスタイルが持ち味。




コンテンポラリージュエリー作家 三橋頼子のピアス

ピアス

コンテンポラリージュエリー作家・三橋頼子さんのピアス。 小さく繊細で、けして主張が強いわけではありませんが、しっかりとその存在を示します。 粒が連なって線となり、光を反射し、シンプルで幾何学的な形は、着けたときの人との調和が考慮されています。 2012年whitedayの心箱では5種類のピアスをご紹介しました。 ▶詳細はこちらから。


三橋頼子 MITSUHASHI Yoriko
2006 ロイヤルカレッジ オブ アート ジュエリーコース 大学院 卒業
2002 エディンバラカレッジ オブ アート ジュエリーコース 卒業
繊細さや優雅さをもち、素材の質がひきだされているジュエリーを追求している。 身に着ける人の内面を知る糸口となり、また ジュエリー自体も着ける人により、 隠れた一面をみせることを理想とし、現在は東京を拠点に活動。 在学中より受賞多数、国内外の展覧会やアートフェアへ作品を出品。




TRIADE「クリスマスの心箱2013」

真美術書店・店主がプロデュースに携わる贈り物「心箱」の、今年の冬のバージョンがTRIADEから公開されました。今年は TRIADEと Û &Tsé がタッグを組み2種の「心箱」をご用意しています。箱を開けると、まずフレッシュリーフの香りが漂い、森の恵のようなリースと焼き菓子が美しく箱に詰まっています。心と体に優しい自然の素材で作られたリースと焼き菓子の組み合わせは、「都会に息づく小さな森・喜びの贈り物」をイメージしています。飾って、食して、五感を刺激されることで心と体の隅々まで癒される贈り物です。(イベントは終了しています。)


TRIADE「母の日の心箱2014」

TRIADEの2014年の母の日バージョンの心箱はテーマはローズ。今回もTRIADEと Û &Tsé がタッグを組みました。cake roséと香りの小瓶のセットです。(イベントは終了しています。)


TRIADE「クリスマスの心箱2014」

2014年のTRIADEのクリスマスの心箱は、ヒカリエバージョンとトリアードバージョンをご用意しました。
おなじみÛ &Tsé のオーナメントとクリスマスの焼き菓子「パン・デピス」の組み合わせです。パン・デピスはワインとも合う通好みのお味。ちょっぴりスパイシーなケーキです。トリアードバージョンの心箱は2種類ありまして、「raffinée(パン・デピスx白のリース)」と「exquise(パン・デピスx卓上サイズのミニツリー)」。ヒカリエバージョン「心箱 vivante」は、渋谷のヒカリエのShinQs B2Fのクリスマスケーキコーナーに登場します。ネットショッピングからもご注文いただけます。(イベントは終了しています。)

TRIADE「母の日の心箱2015」

TRIADE「母の日の心箱2015」はとても上品です。
TRIADEと Û &Tsé のエレガントなお品を組み合わせました。昨年好評だったcake roséとコサージュのセットです。(イベントは終了しています。)