Painting/Calligraphy/Engraving 絵画/書/版画

pc-44

書籍: 藤田嗣治の絵画技法に迫る:修復現場からの報告
編集:木島隆康・林陽子 発行:東京藝術大学出版会 発行日:2013年
25.7 x 18.7 x 1.2cm 頁: P.145
状態:AA 良好 カバーの薄いヤケ、鉛筆の書込み少し、ページの角折れあり
価格: ¥1,000 (税込)

2008年12月8日に東京藝術大学で開催された国際シンポジウム「藤田嗣治の絵画技法に迫る:修復現場からシンポジウムへ」の報告を主旨として編集されたもの。

藤田の代名詞とも言える「乳白色・乳白光」がどうやったら実現されるのかが分かる本。

高階秀爾「1920年代のパリと藤田嗣治」
アン・ル・ディベルデル / 訳:松岡秋子「フジタの絵画技法の理解のためにー未公開作品<構図><争闘>の修復」など。

1920年代のパリの様子や藤田嗣治がフランス美術史の中できちんと認められていたことの立証や、未公開作品を修復する過程で、「乳白光」をはじめとする藤田の技法の研究が進んだことの経過報告がなされている。