Glass/Metal/Stone ガラス/金属/石
gm-12
書籍: 何もすることがない 彫刻家は釣りにでる
著者: 福岡道雄 Michio FUKUOKA
発行:ブレーンセンター
発行日:1990年 サイズ:21.7 x 15.6 x 1.8 cm 頁:P.195 状態:A 良い カバーの背表紙にヤケ有
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「反」がテーマとなっていた彫刻家・福岡道雄が54歳の時に出版された日記のような本。30数年に渡って、書きためたもの、新聞・雑誌に掲載したもの、スケッチブックの中のメモ、日記などをほとんど原形のままにまとめてある。
「この辺で一度、全部吐き出して、少し楽になりたいという気持ちが僕のどこかにあったのかも知れない。」(あとがきより)
正直な心の声。思想の中に混沌があり、悩みがあり、弱音があり、虚勢もある。時に希望や平穏な日常もみえる。
「先は見えるか。 先は見えているか。」