Culture 文化芸術全般
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書籍:ウィーン世紀末 クリムト、シーレとその時代
Wien um 1900 Klimt, Schiele und ihre Zeit
発行:セゾン美術館
発行年:1989年
サイズ:29 x 23 x 3cm
頁:カラー P.536
状態:A 良い 小口や天地にシミ有るが概ね美
ウィーンの世紀末。近代化は押し進められ、田園は工業地帯に変貌し、エネルギー渦巻く大都市に多種多様な人が引き寄せられた。ここに花開いた新たな文化の全貌を紹介する総合的な文化展の図録。グスタフ・クリムトとエゴン・シーレを軸に、オットー・ヴァーグナー、アドルフ・ロースを代表とする建築、ウィーン工房を設立したヨーゼフ・ホフマン、コロマン・モーザー達の活動を豊富な作品写真(カラー)とともに解説している。ウィーン分離派の芸術に日本の影響があった事をしばしば言われるが、ウィーン万博の様子の写真や当時のウィーンの週刊誌からの引用も織り交ぜながら立証している。3cm強の厚みの本書にはカラー写真満載:建築、家具、椅子、絵画、銀食器、陶磁器、ジュエリー、テキスタイル、本の装幀、服飾など。