真美術書店では、コエランス出版(1993ー2010)の本に力を入れてご紹介しています。コエランスは17年の活動期間に、手にとって味わい深い身近に置いておきたい美術書を10数冊出版しています。陶芸家の本、日本の自然とそこで生み出される造形物の美を撮った写真集、敷居の高い祇園のお茶屋さんの本、小説家の蒐集物など、文化芸術に興味のある方なら面白く読める書籍ばかりです。美しい写真も多数収録されており、自宅の本棚に並べて置いておきたい一冊です。
書籍 : 邪馬台国 吉備説 神話篇
著者:廣畠輝治
発行: 神無書房 発行年:平成21年(2009年)
サイズ: 19.3 x 13.7 x 3.8cm 頁: P.532
状態: AA ほぼ新品だけれど、経年変化の多少の傷みやスレはあり
¥4,000 (税込)
「今こそ わが祖国を
その土台から、明るく暖かく、見つめ直すために
日本古代史をヨリ深く、ヨリ広く学ぶために
あの敗戦直後のの本に希望の灯を転じるかのように、『広く市民と共に学ぶ考古学』を提唱したパイオニアは、故和島誠一先生でした。
先生にみちびかれて、三笠宮崇仁さまを始め多くの学童や市民の力を結集した発掘作業は、『月の輪古墳』の名で、故津田左右吉博士の『岡山・吉備説』の先見の明を支え、
天皇制施策への道巾を広げることとなりました。廣畠さんの労作は、こうした科学の世界を一層踏み固めつつ、今やその第二段階へと深まりつつあるようです。」
(「本書に寄せる言葉」ー『月の輪古墳』編集者 小宮山量平)
第一部として「邪馬台国」岡山・吉備説から見る 古代日本の成立がある。