Ceramic 陶磁

c-42

書籍: 傘寿記念 文化功労者 十代 大樋長左衛門展
発行:株式会社三越 発行日:2007年
サイズ:29.7 x 21 x 0.4cm
状態:A 良い 表紙にスレ・毛筆手紙・2007年の展覧会での御茶件付き
価格:¥1,000 (税込)



日本橋三越本店美術特選画廊にて平成19年に開催された 「傘寿記念 文化功労者 十代 大樋長左衛門展」の展覧会図録。
52点のカラー図版。巻末に陶暦、十代 大樋長左衛門窯略歴あり。日・英語表記。

十代 大樋長左衛門窯略歴より一部抜粋
寛文6年(1666年)、加賀藩主5代前田綱紀侯の招きにより、裏千家四世仙叟宗室は茶道による文化育成のため土師長左衛門を茶盌造り師として金沢へ同道しました。
長左衛門は金沢の東郊大樋村に開窯し独特の飴釉を用い、茶碗、水指、香合などを仙叟の指導のもとに茶の湯の思想を造形化し、大樋焼と称され、自らも大樋と名のりました。 また長左衛門は十年間、京都楽家四代一入(いちにゅう)の高弟であったため、しっかりとした楽焼の技術をもち、伝統である侘茶の精神を作風にロクロはいっさい使わず手捏ねで成形し、 削りながらひとつ日」とつを創り上げました。

本図録には、飴釉だけでなく青、碧、三彩や赤絵など色鮮やかな釉薬の作品が収録されている。