Art history 美術史

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書籍:装飾/芸術 19-20世紀の
フランスにおける「芸術」の位相
著者:天野知香
発行:ブリュッケ
発行日:2001年10月31日 初版第一刷
サイズ:21.7 x 15.8 x 3cm
状態:AA 良好

19-20世紀のフランスにおける「装飾」の意味をさまざまな芸術運動と社会の流れの中でとらえなおした本。著者は、装飾という概念を主題に取り上げた理由として、「とりわけこの時期、芸術と分ちがたく近い存在であって、時には芸術という概念に付随し、時には拒絶され、しかし完全に孤絶することなく、一つに溶け合うこともなく芸術を変化させる概念にほかならなかったから」と説明する。5部編成:「大芸術の衰退と装飾芸術振興運動」「アンチミテ」「装飾と絵画」「キュビスムと装飾」「マチスと装飾」仏語表記もあり。本の裏面、紙カバーにわずかに筋とたわみ有り。帯に若干のキズあるも全体として状態は良好。