Painting/Calligraphy/Engraving 絵画/書/版画

pc-74

書籍:PIERRE KLOSSOWSKI クロソフスキー画集
著:ジャック・アンリク 訳:小倉正史
発行:リブロポート
発行日:1991年
サイズ:30.3 x 26 x 2.6cm 頁:P.165
状態:AA 良好
紙函付き、本体は布張り・青箔押し装丁に紙カバー付き、紙カバーと紙函の表面の数カ所に短い線状凹凸あり
価格: ¥8,800

本書では「クロソフスキー」とカタカナで書かれているが、現在は一般的に「クロソウスキー」と書かれていることが多い。クロソウスキーは著名な小説家でありニーチェやマルキ・ド・サドの研究者でもある。 最初のデッサンは、自著「ロベルトは今夜」に挿絵を入れるために制作したそうだ。その小説の内容からして、スキャンダルと検閲を恐れた出版社が、 愛読家のためだけに限定した挿絵入りの豪華本として刊行することにして、クロソウスキーの弟・画家のバルテュスに挿絵を依頼。 しかしバルテュスは物語の雰囲気をうまくは描き出せないと辞退して、著者である兄本人にと出版社に提案した経緯。

そう、バルテュスとクロソウスキーは実の兄弟。似た匂いがする。

巻末にカタログとして、編纂者が知る限り全てのクロソウスキーによって描かれた作品が白黒サムネイルでまとめられている。
つまり本書には、当時の出版社が物議を醸すから大々的には出せないけれども、一部の人々に向けて制作された豪華本の挿絵も収められているということになる。